>>260
長文になってごめんね。
うん、そう感じる場合もあると思う。
実際、それで一文無しにされる場合もあるだろうね。
他人事みたいな言い方で申し訳ないけど、新興宗教ってのは弱い人を狙うから仕方がないというか、二律背反なんだよ。
一方で、宗教に救われたという人も沢山いる。
全員が全員宗教に騙されたと思っているなら、その宗教はとっくに潰れている。

新興宗教は基本的に搾取団体だと思うけど、互助組織でもあると思う。
弱い人達が寄り添って助け合ったり傷の舐め合いをしたりね。
そこに価値を見いだす人達は、沢山お金を寄付してでもそこに居続けたいんじゃないかな。実際信仰がきっかけで人生を変える人が多いのは確かなんだから。
一方で、信仰に価値を見いだせなかった人達は当然やめていくし、こういった人達が宗教を恨むのもまた真実。

新興宗教や宗教に残り続ける信者のことをバカだというのは簡単だけど、でも、そこに居続ける人は、社会では得られない何かを宗教で得ているから社会を選ばず宗教を選んでいるわけでしょ。
個人的には、色んな人がいて、社会よりも宗教を幸せに感じる人ならそれを尊べばいいし、宗教よりも社会を幸せに感じる人ならそれを尊べばいいんじゃない?
という立場。

宗教嫌いの人は、それは騙されていることだからやめろという見方をするだろうけどさ。
でも、誰だってみんな自分の生き方を邪魔されたくないでしょ?
人それぞれ人生には様々な必要や過程があって、その人にとっては誰がどう見ようが思おうが、その人が信じる道がその人にとっては、最も必要な経験すべき過程だと思っている。

宗教を絶対悪としてしまう態度は、その宗教が人殺し宗教でもない限り、寛容のなさという名の別の宗教だと思う。