>>214
海外では『お願い』出来るらしい。日本は甘い、日本人はチョロいってか?

2005年02月14日
一人旅
先週のカンボジアの旅はすごく楽だった。
なぜかというと久々のみんなとの旅だったから。
めちゃ信頼して、心を許している友だちだから、気をつかうなんてなかったし。(特に私は。笑)
一人旅で一番つらいのは、新しい土地に着いた初日。
荷物をいっぱい持ってるから、空港からホテルまでタクシーで行くんだけど、電動車椅子が乗れるタクシーを見つけるのがとてもむずかしい。
アメリカではほとんど大丈夫なんだけど、カナダでも東に行くほど車椅子では生活しにくい環境になってくる。
たった3分の乗車に$60払わなきゃいけなかったり、車椅子ごと乗れるタクシーを見つけるのに1時間かかったり。
電車でもオランダは3時間前に行かないとアシスタントが頼めなく、デンマークなんか48時間前の予約が必要。     ←←←★★!
あたらしい土地での初日は右も左もわからないし、とにかくがくっとへこむ。
ホテルも移動中に予約をするため、バリアフリー対応のホテルを探すのがとても難しい。
カナダ首都のオタワでバリアフリーのホテルを探すのに2時間かかった。(Capitalなのにだよ!!)
寒い中、公衆電話でBookingしていくのには泣きそうだった。
バリアフリー(英語ではaccessible)かどうかってのは、ガイドブックにも載ってないし、旅行代理店もしらない。
自分でホテルに直接電話して一軒一軒聞いていくしかないのだ。
で、安宿には泊まれず、高いとこに泊まらずをえなくなったり。
せっかく行った観光地や美術館でも車椅子で入れないとこはたくさん。
電話をして確認するまで、もしくは直接訪れるまで、車椅子で楽しめるかわからない。
一番ショックだったのはオランダの「アンネ・フランクの家」見れなかったこと。
歴史的な建物がバリアフリーになってる確率は低い。
手動の車椅子なら軽いから、ひょい!と持ち上げてもらえるのだが、電動車椅子は70kg。
気軽に手伝いをお願いするのもむずかしい。     ←←←★★!