研究中のコロナ治療薬 5−ALAの臨床研究開始 長崎大学

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20210415/5030011188.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

長崎大学は定例の記者会見で、新型コロナウイルスの治療薬として研究を進めてきたアミノ酸の一種、
「5−アミノレブリン酸」について、臨床研究を始めたことを明らかにしました。

長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科の北潔科長は、15日開かれた定例の記者会見で、
新型コロナウイルスの治療薬として研究を進めてきたアミノ酸の一種、「5−アミノレブリン酸」、
略称「5−ALA」について、人への効果を実証するため、ことし2月から
特定臨床研究を始めたことを明らかにしました。
北科長によりますと、効果を実証するには感染者50人を対象に臨床研究を行う必要があり、
長崎大学病院の感染者に加え、県外の医療機関にも協力を要請したということです。

「5−ALA」は血糖値を下げる健康効果があるとして、ドラッグストアで
サプリメントとしても販売されていて、北科長らのグループが去年5月に行った
試験管を用いた実験では、新型コロナウイルスの感染を抑える効果があることが確認されていました。

また、15日の記者会見では、新型コロナウイルスのPCR検査を行う際に、
検体として採取した唾液を検査に適した状態にする、「前処理」と呼ばれる工程を
自動化する体制が整ったことから、今月から高齢者施設の職員などを対象に行う検査で
実用化されるという見通しが示されました。

04/15 15:25