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大阪の小学校教師集団感染の全校生徒PCRの結果
児童陽性率1.5%だった

【大阪】変異株の学校クラスター 豊中の小学校“陽性率1.5%”の衝撃
公開日:2021/04/23 06:00 更新日:2021/04/23 10:31
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/288290
大阪の豊中市立新田小学校では9日以降、教職員22人の感染が確認されている。
14日には濃厚接触者ではない児童1人の陽性も確認された。そこで全児童875人を
対象にPCR検査を実施したところ、12人の陽性が判明した。陽性率は1・5%に上る。
児童の陽性者の大半が変異株だった。

■わずかの接触で13人も感染
学校クラスターなのか――。豊中市に聞いた。
「学校で教師と児童の接触はあったので、感染が広がった可能性も否定できません。
ただ、接触といっても、7日は入学式で1年生のみが登校。8日は始業式やクラス分け、
9日も簡単な授業で3日とも午前中のみ。給食もなく、職員と児童がマスクを外して
接触したこともなかった。豊中市も感染が広がっているので、学校外で感染したのかもしれません」
(教育委員会事務局学校教育課)

もし、児童が学校で教職員から感染したのなら、この程度の接触で13人もが感染したことになる。
逆に学校外の感染なら、日常生活で1・5%もの子どもが感染していたというわけだ。
ちなみに、府が2〜3月に実施した高齢者施設への集中的検査では、約11・6万件中、
陽性は31件と0・03%だ。陽性率1・5%はその50倍である。

西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。
「陽性率からすると、豊中の児童は学校で感染したと考えられます。
マスクを外さず短時間だったので、13人の感染で済みましたが、
通常の学校生活だったら、もっと大規模なクラスターに発展していた可能性があります。
変異株対応はこれまでと発想を変える必要がある。