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根拠となる報道:
2021/2/13
 東京五輪・パラ開催 米ファウチ博士 “安全ガイドライン必要”
 アメリカ政府で新型コロナウイルス対策を担う首席医療顧問のアンソニー・ファウチ博士は12日、外国の記者向けに会見を開き、
 この中で東京オリンピック・パラリンピックに関して安全に開催できるかどうか考えを問われたのに対し
「世界と日本の感染拡大の状況しだいだ」
「日本の国民だけでなく、日本を訪れる選手や旅行者の安全を確かにするため、マスクの着用やウイルスの検査をどのように求めるかといったガイ
 ドラインのようなものを示すことが重要だと思う」
「それぞれの国でワクチンが手に入るか、接種の優先順位はどうかといった問題もある。日本政府しだいだが、選手村で多くの選手が一緒に暮らす
 場合、感染が広がることを防ぐためにワクチンの接種を求めるという判断を示すならば、私は理解できる」との事。

2021/2/11
 米の五輪参加、慎重に見極め 国務省「しばらく先」
 米国務省のプライス報道官は10日の記者会見で、今夏の東京五輪への米選手団参加について「まだ五輪はしばらく先だ」と述べ、新型コロナウイ
 ルスの感染状況を慎重に見極める考えを示し、選手派遣は米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)が最終判断するとの従来の立場も
 繰り返したとの事。
 東京五輪を巡っては、バイデン大統領が7日に「安全に開催できるかどうか科学に基づき判断すべきだ」と発言。
 米国は今夏の開催や選手派遣の是非について明言を避ける状況が続いているが、
 プライス氏は「国際舞台での活躍を望んでいるが、選手の健康と安全が最優先だ」との事。

2021/2/8
 米大統領 東京五輪「科学に基づくべき」
 アメリカのバイデン大統領は7日、今年夏の東京オリンピックの開催について、「科学に基づいて判断すべき」との考えを示したとの事。
 これは地元ラジオ局の番組で、東京オリンピックや来年冬の北京オリンピックを予定通り開催すべきか問われ答えたもので
 バイデン大統領「大会の開催が安全かどうかは、科学に基づく必要がある」と述べ、東京大会の開催は、新型コロナウイルスの感染状況など客観
 的なデータに基づいて慎重に判断するべきとの考えを示したもので、
「もし選手が4年間努力してきて、突然その機会が失われたら、私も苦しい」としつつも、
「我々は科学主導の政権だ。今はまだ状況を見る必要がある」と強調。
 バイデン大統領が東京大会の開催の是非について自らの見解を示すのは、就任後初めてで、オリンピックの開催には、最大規模の選手団を派遣し、
 有力スポンサーを抱えるアメリカの意向も大きな影響を与えるとの事。

2021/4/13
 東京五輪は「最悪のタイミング」 一大感染イベントと米紙
 12日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、日本で新型コロナウイルス感染が収まらずワクチン接種も滞る中で東京五輪を開催するのは「最悪の
 タイミング」であり、日本と世界にとって「一大感染イベント」になる可能性があると伝え、運動面で「このままの五輪でいいのか」と題した
 評論記事は、人権問題絡みでボイコットの動きがある北京冬季五輪を含め「五輪の在り方を再考すべき時が来ている」と主張。
 東京五輪は当初予算を大きくオーバーし、国民の多くは大会の延期か中止を求めていると指摘。