https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20210510/5080008766.html
唐津市 7つの離島でワクチン優先接種へ 対象は約1200人

佐賀県唐津市の離島、馬渡島で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、唐津市は7つの離島の16歳以上の島民を優先して、今月中にワクチン接種を行うとともに、釣りなどを目的とした離島への渡航の自粛を求めています。

唐津市の馬渡島では、今月6日に5人の感染が確認され、その後およそ250人の全島民に対してウイルス検査を行ったところ、さらに10人の感染が確認されました。

唐津市は市内の7つの離島は医療環境がぜい弱だとして、離島の島民を優先して今月中に1回目のワクチン接種を行うことを決めました。

対象は16歳以上のおよそ1200人で、接種は島の学校や公民館などを会場にして集団接種で行う計画です。

唐津市は「離島では感染が急速に広がるおそれがあり、島民は安全安心のために接種を考えてほしい。また、島民以外の市民には離島で優先接種することを理解してほしい」としています。

さらに唐津市は、感染拡大防止のため釣りなどを目的とした離島への渡航の自粛を求めています。

05月10日 18時24分
NHK