橘玲
ファイザー社のワクチンは昨年12月には承認できたのに、厚労省はわずか160人の無意味な臨床試験に2カ月を費やしたとのこと。
本来なら、2カ月早くワクチン接種を始められたのでは。

『文藝春秋』6月号「コロナ「緊急事態列島」の座談会で、「コロナ対策分科会」のメンバーでもある小林慶一郎氏がワクチン治験の実態を語っています。
ファイザーは3、4万人規模の治験をアメリカで行ない、そのなかには日系人も含まれるが、厚労省は日本での治験にこだわった。

メディアはワクチンの「絶対安全」を煽ってきた過去があるので、日本がワクチン接種で大きく出遅れても、あえて問題にしようとしないんでしょうね。
あれだけ「ファクトチェック」をいっておきながら、これまでの報道を検証されると都合が悪いので。