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岸防衛相 ワクチンの大規模接種センターで民間委託約３７億円

政府が今月２４日に東京・大阪に開設を目指す新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、岸防衛大臣は看護師派遣や受付業務などをおよそ３６億８０００万円で民間に委託したことを明らかにしました。

　「自衛隊自身はワクチン接種に専念をして接種を支えるような業務。受付・案内・予約・接種記録の管理といった周辺の業務については、できるだけ民間を活用することが効率的」（岸信夫 防衛相）

　岸大臣は会見で、ワクチンの速やかな接種に向けて自衛隊の能力を活用するため、可能な業務はできるだけ民間に委託していく考えを示しました。

　具体的には看護師の派遣業務をおよそ７億６０００万円で大手人材派遣会社の「キャリア」に、東京センターの運営業務をおよそ１９億５０００万円で大手旅行代理店の「日本旅行」に、大阪の運営はおよそ９億７０００万円で同じく大手旅行代理店の「東武トップツアーズ」に委託したということです。これらの委託費用はあわせておよそ３６億８０００万円に上ります。

11日 11時27分
TBS