https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210512/3020008139.html
知事 “高齢者ワクチン接種 7月末までに終了見通し”

県独自の緊急事態宣言を出した石川県の谷本知事は、県内自治体の首長との会議の後、記者団の取材に応じ、県内すべての自治体が、7月末までに高齢者向けのワクチン接種を終える見通しが立ったことを明らかにしました。

石川県の谷本知事は、5月9日に県独自の緊急事態宣言を出したことを受けて、12日、県内19の自治体の首長と、新型コロナウイルス対策についてオンライン会議を行いました。
この中で谷本知事は「ワクチンの接種は、新型コロナ対策の局面を変えうる意味ある取り組みだ。円滑な接種に向けて力を尽くしてほしい」と協力を求め、各自治体が高齢者向けのワクチン接種のスケジュールを報告しました。
会議の後、谷本知事は記者団の取材に応じ、「ワクチンの安定供給を前提に、県内19の市と町からは、7月末までには65歳以上の方のワクチン接種を終えるメドが立ったという話があった」と述べました。
そのうえで谷本知事は「国は6月末までに高齢者向けワクチンの供給を終わらせると言っている。ワクチン供給がなければ7月末までの接種完了は不可能なので、必要なワクチンをとどこおりなく供給してもらうことが重要だ」と述べました。

05月12日 19時27分
NHK