【薬事承認】バリシチニブ コロナ治療薬にアトピー性皮膚炎の薬が承認なぜ?サイトカインストームを抑える効果 他が効かないとき [どこさ★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
AERA大塚篤司
https://dot.asahi.com/dot/2021050800005.html
新型コロナウイルスの治療薬として新しく承認された薬があります。経口JAK阻害剤バリシチニブという薬で、アトピー性皮膚炎や関節リウマチの薬としてすでに使われています。近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医師が解説します。
* * *
COVID−19に対する治療薬として経口JAK阻害剤バリシチニブ(商品名:オルミエント)が新しく承認されました。「SARS−CoV−2による肺炎(ただし、酸素吸入を要する患者に限る)」が対象です。承認の根拠となったのがアメリカ国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)主導の国際共同第3相試験(ACTT−2)です。
この試験は、1033人の入院中のCOVID−19患者に抗ウイルス薬レムデシビルと、バリシチニブまたはプラセボを追加投与して回復までの期間を調べたものです。結果として、レムデシビルにバリシチニブを追加した患者は回復までの期間(中央値)が7日であったのに対し、プラセボ群では8日でした(回復率比:1.16)。
さらに酸素吸入を行っていた患者の回復までの期間は、併用療法では10日、プラセボ群では18日でした(回復率比:1.51)。28日後の死亡率は、併用療法群で5.1%、プラセボ群で7.8%でした(死亡のハザード比:0.65)。(文献 N Engl J Med 2021; 384:795−807)
つまり、回復までの期間を短くし、死亡率を減らす効果が認められたのです。このような結果から、バリシチニブはCOVID−19の治療薬として有効であると判断され、とくに効果が認められた酸素吸入を要する患者に日本では適応となったわけです。
バリシチニブですが、実はこの薬、一部の皮膚科医はすでに病院で処方しています。それはCOVID−19に対してではなく、アトピー性皮膚炎(アトピー)に対してです。この薬は、COVID−19のために新たに開発された薬ではなく、すでにアトピーなどの他の病気で使われていた薬をCOVID−19で臨床試験を行って承認されたのです。
「どうしてアトピーに?」
と、思う人も多いでしょう。
それはJAK阻害剤のメカニズムがわかると納得できます。
アトピーは、かゆみとカサカサ肌、そしてアレルギーが病気の原因と考えられています。そのうちのアレルギーに関しては、Th2反応の亢進が症状を引き起こしています。
体の中にはサイトカインと呼ばれるタンパク質が存在し、このサイトカインはその作用から数種類に分類されます。代表的なものにTh1、 Th2、 Th17があります。Th2を構成するサイトカインにIL−4やIL−5、 IL−13などがあります。これらTh2サイトカインがアトピーや喘息の症状を引き起こしています。
バリシチニブが作用するJAKは細胞内シグナルと呼ばれるもので、とくにサイトカインが細胞に反応して症状を起こす際に重要なシグナルです。つまりJAKを阻害できればTh2サイトカインが引き起こすアレルギー反応をブロックすることができます。そのため、バリシチニブはアトピーで治療効果が認められるわけです。
話をCOVID−19に戻しましょう。COVID−19重症化の原因にサイトカインストームが指摘されています。サイトカインストームとは、感染をきっかけにさまざまなサイトカインが血中に多く放出され致死性の病態が誘導された状態を言います。JAK阻害剤はサイトカインの作用を広くブロックできます。つまり、サイトカインストームを抑える効果としてJAK阻害剤は有効であったと考えられます。また、すでにCOVID−19で承認されているステロイドは過剰な炎症を抑える作用があるため、バリシチニブ同様に効果がありました。
このように強い炎症全般に効果を発揮するバリシチニブですが、決して万能ではなく副作用もあります。
代表的なものに帯状疱疹(ほうしん)、肝機能障害、上気道感染が報告されています。また、頻度は少ないものの注意すべき副作用に脳梗塞や心筋梗塞、悪性腫瘍があります。
COVID−19の試験ではバリシチニブを単独使用したわけではなく、抗ウイルス薬レムデシビルを併用したのは、やはりバリシチニブだけでは感染を抑えることができないからでしょう。それはバリシチニブの副作用に上気道炎やウイルス感染があることからも明白です。
バリシチニブはアトピーだけでなく関節リウマチにも使用される薬剤であるため、内科医もなじみがある薬剤です。このため、使いやすい一方、安易な処方には注意が必要です。安全に、そして効果的に使っていく必要があるでしょう。
関連 別の承認薬デキサメタゾン これが効かないときバリシチニブ
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=69612
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_drug_210201.pdf 治療薬と言うよりサイトカインストームを予防する補助薬って感じか 陰謀論振り回す前に
アビガンもイベルメクチンもちゃんと
臨床試験やったら承認されるからな JAK阻害薬は知ってるけど、イメージ出来ないな
単にTh1/Th2バランスで考えると、間接リウマチとアトピーは相反してるとされていたはずだし
CCL17の件から考えてTh1優位は不利なようにも思える
ワクチンがTh1優位なのは普通なので理解できる
どうもアトピーと喘息が重症化しづらいという話があったせいで混乱するわ >>1
渋谷ハロウィン 軽トラ事件で自称被害者の運転手おっさん
テレビも報道できなかった衝撃映像を独占公開
https://youtu.be/IIIYiiOW6B8
jQhxS サイトカインストームはIL6アンプ主体で、IL6/STAT3経路が通説だったはず
JAK阻害やTh2サイトカイン阻害という説明ではどうにもイメージつかん リウマチは自己免疫疾患だけど
アトピーは?
アレルギー疾患じゃないの? 調べたら想定してる作用機序が記事と違うじゃないかw
まあいいや、そっちでなんとなく解りそう >>1
緊急事態宣言5月31日の根拠は
データサイエンスに基づく逆算で
7月末に感染爆発して医療崩壊し患者が道路に寝る。
7月末、患者が病院から溢れて道路で寝てるとき、
そのとき高齢者のワクチン接種がほぼ終わる。
計算通りの7月末に医療崩壊するかどうかはわからないし、
予定どおり7月末に高齢者接種が終わるかもわからない。
すべてうまく行けば、
道路に寝るのは体が丈夫な若者だけということになる。
5月11日に解除すると高齢者接種途中で感染者が病院の外で寝る。
寝る人は老人。
■mRNAワクチン
白血球より小さく作った油滴にmRNAをいれてる。
牛乳の油滴のように。
バイアル瓶の宇宙で天の川のようにたくさん油滴が浮いてて
白血球が油粒を食べて取り込まれたmRNAが
白血球内部でウィルスのトゲトゲを作る。
冷蔵庫放置すると、バターみたいに油滴が巨大に集まる。
白血球が巨大バター表面を少しかじって離れて
バターの厚い奥にあるmRNAを食べてくれない。
分解酵素でバターもmRNAも栄養に分解され、
白血球に触れずにおしっこになる。
トゲトゲは作られない。
冷蔵のワクチンの液体状のバイアル瓶を自動車で揺らすと
白血球より小さく作った油滴が隣同士ですぐくっついて
巨大バターになる。 アトピーはアレルギー疾患だが免疫機能の異常状態となるから同じようなもん
でないはずの免疫反応が何らかの原因で炎症等異常反応してしまう
近年でアトピー薬として承認されたコレクチム軟膏もJAK阻害剤で元はリウマチの薬 >>17
Th2サイトカイン阻害薬としての効果が効いてるかのごとく書いてるから解りづらいわ >>1
コロナのサイトカインストーム防止ならアサイーだろ
フルーツだから、あれには副作用が無いし、その心配をする必要もない
今日、実証試験成功のニュースが上がっていた
コロナの治療法に「アサイー」、トロント大発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bf463e793c724756d7c60e11d22847edf208d3 アトピーというより関節リウマチで先に承認されたでしょ確か
リウマチならまだしもアトピーでこんな高い薬使うんだ
それとゼルヤンツ じゃなくてオルミエントが承認されるのね COVIDに関わるIL2、6、10、IFN-γあたりのサイトカイン阻害が効いてるという想定、たぶんSTAT因子も関係するんだろうけど
そりゃJAK阻害薬は広くサイトカインを阻害するので抗炎症作用があるのは解るが、
記事だと、アレルギーに関わるIL4、5阻害が効いてるかのごとき書き方、これじゃ意味が解らんよ
細かいこと言うとJAK阻害薬でも作用の異なるゼルヤンツならどうなるのかとかが想像できん
IL10も阻害してるのはリスクにならないのか等も気になる >>20
ゼルヤンツのほうが阻害範囲は広いんだよな
オルミエントのほうがJAK2選択性が強いとあったが、なぜオルミエントなのかは説明が欲しかったな
他のJAK阻害薬もあるわけだし これもレムデシビル同様重症者向けの薬か
今のところ軽症者向けの薬がないのが現状だったりしないか? 免疫の作用機序はよく分からないけど
コロナちゃんに遺伝的に・過去の経験から強く反応する人がいるって事なのかなぁ
対症療法ではなくこの辺がきちんと分かれば良いんだけどね
アイシングみたいに炎症が急に出てきた時、高熱が続く場合はきちんと解熱・活動低下させたらいいのかな 医者の説明にしてはなんだかなと思ったら、単に皮膚科の先生だからアトピーを例に出してるのか ステロイドとの併用でどうなるのかが知りたいのだが
今はほとんどレムデシビルとデキサメタゾンで治療してるからそこにバリシチニブ足すことにどの程度意味があるのかが知りたい >>28
遺伝的な影響(HLA型)や過去の感染症の経験から、免疫が過剰反応(自己抗体を含む)してるという説もあるな、まだ結論は出てないみたいだけど
個人的には、ビタミンDと亜鉛が重視されてる面から現代の栄養不足によりTregの働きが悪くなってるのが影響してるとは思う
あとは明確にハイリスク扱いされてるインスリン抵抗性(PAI-1過剰)による血栓症 早くアビガンはよ
www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/
イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
www.nikkei.com/article/DGXMZO58525110X20C20A4I00000/
大村氏のイベルメクチン、新型コロナに効果 米ユタ大が報告 2020/4/27
抗寄生虫薬のイベルメクチンを新型コロナウイルスの患者に投与したところ、投与していない患者
に比べて死亡率が約6分の1に低下したとの報告を米ユタ大学など
webronza.asahi.com/science/articles/2021020700003.html
大村博士発見のイベルメクチンにコロナパンデミックを終息させる可能性 >>30
デキサメタゾンが効かないときと書いてあるから、併用は想定してないんじゃないか?
副作用の懸念などでステロイド使えないときにオルミエント使う程度の話かと >>13
アレルギー反応のメカニズムを勉強しようね >>31
老化や病気で組織が弱いのと
免疫が激しく暴走するのとはまた違ってくるだろうからね
どちらも抑制に働けば抑えられるけど前者だと肝心のウィルス駆除できるのか 現代で難病認定されてる病気って高確率で自己免疫疾患系だよな けどJAK阻害薬なんて
副作用山ほどあるよ
無暗に服用するようなものじゃない コロナワクチンの副反応もアレルギーだからな
自己免疫が反応してしまう
コロナワクチン接種してアトピー性皮膚炎みたいになるのは結構多いい サイトカインの阻害はiM6が最適だけどhv代謝適応によっては炎症にダイレクトに作用するo-56wが効果発揮するのか。まだリピン系とか発掘があるかも。医学の力を待て! >>40
もう何を言ってるか分かんないけど
すごいねぇ頑張ってねぇ 糞安いステロイドで十分だし、何より短期使用なら安全だよ。 免疫機能の暴走を抑える薬の開発はあんまり進んでないのか?
これが定番と言えるやつあるのかな >>1
イベルメクチン承認しろよ
50年安全性は3億人で確認済だぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています