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止まらない憎しみと暴力、ガザで子供10人含む42人死亡　一連の死者数は192人に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210517-00010001-reutv-m_est

　イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの間で攻撃の応酬が続いている。イスラエルによるガザ空爆では16日、複数の住宅が破壊され、保健当局によると子ども10人を含む42人のパレスチナ人が死亡。10日以降の死者は192人に上った。…

中略
＞同首相はまた、15日にAP通信やアルジャジーラが入居する12階建てビルを空爆したことについて、米政府に攻撃について事前に通知していたことを明らかにした。

　「われわれはすべての情報を、米国の友人たちと共有している。私たちが持っていた情報は以下の通りだ。情報はパレスチナ人テロリストに関するもので、あのビルにはテロ組織の情報部門が入居していた。この部門がイスラエル市民に対するテロ攻撃を計画・組織しており、完全に合法的な標的だった」（ネタニヤフ首相）

　AP通信はこの空爆を非難し、イスラエルに対しハマスがこの建物にいたという証拠を提示するよう要求している。

　ニューヨークでは国連安全保障理事会が緊急会合を開いた。グテレス事務総長はイスラエルとガザにおける敵対行為を「実に悲惨だ」と非難し、即時停戦を訴えた。「（国連は）即時停戦に向けて各方面に働きかけている」と述べ、「仲介の取り組みを加速させ成功させる」よう両者に求めた。

　東エルサレムのパレスチナ人数世帯の立ち退きを求める裁判をめぐって数週間にわたる緊張状態が続いた後、ハマスは今月10日にロケット攻撃を開始した。これは、イスラム教の聖なる月ラマダン期間中に、イスラエル警察がアルアクサ・モスク付近でパレスチナ人と衝突したことへの報復だった。

　その東エルサレムでは16日、イスラエル警察の検問所に車が突っ込み、警察官6人が負傷。運転手はその場で射殺された。ハマスの報道官は声明で「英雄的で大胆な作戦だ」と、この運転手を称賛した。