https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210519/4000012314.html
広島市 新たに5万6000人分のワクチン到着

広島市で19日、新たに5万6000人分にあたる新型コロナウイルスのワクチンが市内5か所に到着し、市は、来月下旬までに80歳以上の高齢者や高齢者施設に入居している人などへの接種を終えたいとしています。

このうち、広島市内にあるワクチン供給センターには19日午前、およそ5万2000人分にあたるファイザー社製のワクチン89箱が届きました。
これで広島市には、これまでに届いたものとあわせて6万8000人分のワクチンが到着しました。
センターのスタッフはドライアイスで冷却された箱に入ったワクチンを、マイナス70度以下に保たれた超低温冷凍庫に移して保管しました。
19日に到着したワクチンは、80歳以上の高齢者や高齢者施設や障害者施設に入居する人への接種に使われ、広島市は来月下旬までに接種を終えることを目指しています。
来月からは、75歳以上80歳未満の人を対象に接種の予約を始める予定で、市内に住む65歳以上の高齢者およそ30万人すべてへの接種は、ことし10月初旬までに終えたいとしています。
広島市保健部の丹羽浩之専門監は「届いたワクチンは、今後、病院や集団接種会場にきちんと送り届けます。ワクチンは今後も国から届くので、焦らずにしっかり予約をしていただきたい」と話していました。

05月19日 12時36分
NHK