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2021/5/20
 ワクチン予約で大混乱 病院入口では「ふざけるな!」と怒号飛び交う
 5月17日、東京と大阪の「大規模接種センター」2か所での新型コロナウイルスワクチンの予約受付が始まったが、65才以上が対象だが予約は電話
 ではなく、インターネットか「LINE」からの申し込みに限られ、「入力を終えたときには枠がすべて埋まっていた」という声が続出。なかには
「インターネットを持ってないから」と、直接会場を訪れた高齢者もいたとの事。
 兵庫県在住の女性会社員Aさん(55才)
「ツイッターに、“電話はつながらないからネット予約の方がいい”と書かれていたので、80代の両親の代わりに私がネット予約することにしました。
 予約開始日は会社を休み、受付開始30分前の8時半にはパソコンを立ち上げ、回線に異常がないことを確認してスタンバイ。けど、9時になると同時
 にアクセスしたのにつながらない。その後も全然アクセスできず、10時前にようやくつながったと思ったら『ウェブ予約の枠は定員に達しました』。
 愕然としましたよ」
「“会社を休んだ今日のうちになんとしても”と思い、電話を何度もかけました。お昼はカップラーメンで済ませ、トイレにもスマホを持ち込んで
 電話。1日に300回近くかけましたが、結局、つながりませんでした。受付時間が終了したときは本当にグッタリでした」
 福島県在住の主婦Bさん(46才)は、義父母のワクチン接種予約のために、夫と2人の子供、義兄夫婦と2人の子供の「8人体制」で臨んだが
「それぞれがスマホやパソコンでアクセスしましたが、1時間たってもアクセスできず。息子の“おれたちがアクセスを集中させて、回線をパンク
 させているんじゃない?”のひと言で、1人ずつ通信を試みるようにしましたが、全然ダメ。“きっと明日の方が空いているよ”という結論に達し、
 その日は諦めました」
 結局、Bさんの義父母はまだ予約できていないとの事。
 長野県在住の男性Cさん(75才)
「かかりつけの病院が『個別接種実施医療機関』に入っていました。事前に問い合わせると“電話ではなく直接来院での予約を受け付ける”とのこ
 とだったので、受付初日の朝7時に病院に到着しました。すでに30人以上が列を作っていて、後から後から並ぶ人が増えてくる。最初はある程度距
 離を保っていたんですが、次第に距離が縮まって“密状態”になりました」
「私はなんとか予約できましたが、列の後ろの人たちは“定員に達した”と言われて“それならもっと早く伝えろ!”と怒鳴り声を上げていました。
 せめて整理券を配るとかすればいいのに……」
 埼玉県に住む主婦Dさん(50才)
「同じような考えの高齢者がたくさんいたのか、付近の道路は病院の駐車場に入れない車で大渋滞。救急車が立ち往生し、迂回するような事態にな
 りました。結局、1時間以上待って駐車できましたが、病院の入り口では“ワクチンの受付は終了しました”と言う看護師さんの叫び声と“ふざけ
 るな!”と言う怒号が飛び交っていました」
 愛知県では12日、病院から「通院患者ではないため、健康状態が把握できない」と予約を断られたトラック運転手の66才男性が、腹いせに病院の
 ドアのガラスを割り、器物損壊容疑で逮捕される事件まで起きているとの事。
 静岡県に住む女性Eさん(79才)
「ネットに詳しくないので電話予約にしたのですが、何百回かけてもつながらない。結局、予約できないまま定員に達しましたが、“私は基礎疾患が
 ないし、仕方がないか”と思うことにしました。ところが、予約が取れたという知人は、“電話がつながらないって市役所に苦情を入れたら、その
 電話で予約を取ってくれた”って言うんです。驚きましたよ。真面目に生きている人が報われない社会なんだって、本当に嫌になりました……」
 自治体によって、「予約しやすい方法」が異なるが、「ワクチンの本数自体は想像以上に余っている」(厚労省関係者)との事。
※菅義偉の「1日100人接種」作戦は不可能である事が確定した模様。ワクチンの接種に関しては自治体に丸投げにし、ワクチンの大量購入で供給面の
 成果ばかり強調する菅内閣に政権担当能力は無いと断定し、来る第49回衆院解散総選挙では、政府与党自由民主党・公明党並びにそれらに媚を売る
 日本維新の会の公認・推薦する候補者には、一切の投票をしない事を強く勧める。