チェルノブイリ製アルコール飲料を政府が押収
BANG SHOWBIZ 2021/5/17 19:00
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チェルノブイリ近郊で作られたアルコール飲料がウクライナ政府によって押収された。科学者と蒸留所が共同で開発したアルコール飲料「アトミック」は、1986年に起こったチェルノブイリ原子力発電所事故により未だに放射線が高いことから立ち入り禁止となっている区域で収穫されたリンゴが原材料として使用されている。

今回1500本のボトルがイギリスへ輸出予定だったが、ウクライナのシークレットサービスによる調査後、同国の政府により押収されることとなった。

製造元のアトミック・ウォッカは売り上げの75%をチェルノブイリ地域の雇用促進と投資の支援に回すと約束、共同設立者のゲナディ・ラプチェフ博士はこう話していた。「今回の問題が解決され、チェルノブイリがコミュニティに及ぼした社会的及び経済的打撃により苦しむ人々に対する我々の支援活動が継続できることを望みます」

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