【調査対象】20代〜40代の独身女性(全国)、【アンケート母数】計445人 ※20代:160人/30代:160人/40代:125人、【実施時期】2021年2月26日〜3月4日
サライ5/21 https://serai.jp/living/1025664

女性の好みは時代とともに変化し、男性がモテる条件も世相を反映して変わってきました。かつてのバブル全盛期、1980年代後半から90年代初め頃は、“高収入”・“高学歴”・“高身長”の「3高」男性がもてはやされました。その後、バブルが崩壊、リーマンショックなどを経て、2010年代に囁かれたのは「“4低”男子モテる説」です。「4低」とは、“低姿勢”(女性に威張らない)、“低依存”(家事や子育てを女性に任せっきりにしない)、“低燃費”(お金を使わない)、“低リスク”(リストラされない)を意味します。

■男性が持っていると、好感度がアップする持ち物!
・持ち家:マンション(21.1%)
・持ち家:一戸建(18.0%)
・高級時計(9.4%)
・高級車(8.1%)
・高級ブランドの財布(4.5%)
・高級ブランドのアクセサリー(0.7%)

一方で、「どれも好感度に影響しない」が38.2%と最多の票を集めました。約4割の女性が、「高級品を持っているからといって、その男性に魅力を感じるわけではない」と考えていることがわかります。「どれも好感度に影響しない」を選んだ人の主な意見は以下の通りです。「持ち物で男性を評価しない」「外見ではなく中身で判断したい」「自分自身が高級品にこだわりがない」という内容の意見が多くみられました。

40代女性では、「マンションで好感度アップ」の意見も
高級品を持っている男性を「いいとは思わない」と回答した割合は、年代によって差があります。20代では45.0%、30代では38.8%、40代は28.8%と、若い世代の方が「お金持ち」には関心がなく、年齢層が上がるにしたがって、ラグジュアリー志向が高まってくることがわかります。

その傾向が特に顕著なのが「マンション」です。【マンション所持で好感度は高いか】の質問に20代では18.1%、30代では19.4%、40代は27.2%と、40代女性の4人にひとりが、「マンション所持」で男性の好感度がアップすると回答しています。40代の意見には、以下のようなものがありました。マンション所持を「かっこいい」「ステキ」と思うより、「資産」として魅力を感じていると推察できます。また、「堅実さ」や「安心感」につながるという意見もありました。

■女性が好む、ルックスとは? ビジュアルで、“もっとも好み”なのは断トツで「高身長」
1位 高身長(30.8%)
2位 整った顔立ち(19.3%)
3位 マッチョ(11.0%)
4位 男性らしい顔つき(6.7%)
5位 細身(5.6%)
6位(同率) カジュアルな服装(3.6%)  
6位(同率) 黒髪(3.6%)
8位 ベビーフェイス(3.2%)

以下、「どれも好みではない」(2.5%)、「二重まぶた」(2.5%)、「眼鏡:色なし」(1.4%)、「一重まぶた」「眼鏡:色付き」「色白」と続きました。「高身長」が30.8%で断トツ1位の結果で、「高身長」がモテるのはバブル時代から変わらないようです。高身長を支持する人の意見を見てみましょう。「守ってもらえそう」「背が高いだけでかっこよく見える」「自分の身長が低いので憧れる」「自分の身長が高いから」という趣旨の意見が多数を占めました。高身長に憧れる女性の気持ちがうかがえます。トップ3は、20〜40代すべての年代で同位にランクインしました。

■女性が選ぶ、微妙なルックスとは? 令和時代では、「ヒゲのない男性」が好まれる傾向
1位 ひげ:無精ひげ(26.3%)
2位 金髪(12.1%)
3位 高級ブランドの服装(9.2%)
4位 細眉毛(8.5%)
5位 長髪(6.7%)
6位 細身(6.1%)  
7位 ピアス(5.8%)
8位 マッチョ(5.4%)

以下、「特にない」(3.1%)、「ひげ:ラウンドひげ」(2.7%)、「ひげ:口ひげ」(2.7%)という結果に。「無精ひげ」が26.3%で、お手入れされていない“ひげ”に対して「清潔感を抱けない」という意見が多く見られ、次に人気がなかった金髪を選んだ理由で多かったのは「似合っている人は少ない」でした。これらの結果から、清潔感があり自然体の男性を、令和の女性は好む傾向にあるといえそうです。

■女性ウケの良いモテ趣味1位は「読書」!
1位 読書 (11.7%)
2位 アウトドア:キャンプなど(9.2%)
3位 料理(8.5%)
4位 国内旅行(8.3%)
5位 海外旅行(7.9%)
6位 ドライブ(7.6%)  
7位 映画鑑賞(7.4%)
8位 グルメ:食べる(5.4%)

いかがでしたか? (一部略)