UOCCは5月24日、「お小遣い制にしているかどうか、お小遣い金額はいくらなのか」に関する調査結果を発表した。
調査は5月にネット上で実施した、20〜60歳の既婚者500人から回答を得た。

「夫はお小遣い制」と答えた人は45.2%。また、「妻はお小遣い制」と答えた人は29.0%だった。

■夫のお小遣いは妻より1万円も多い
回答者に小遣いの金額をどう決めたかを尋ねたところ、「話し合い」が74.9%と最多だった。
次いで「妻の判断」(12.7%)、「夫の判断」(12.4%)と続いた。

また、家計のやりくりを行う人は誰かという質問に対しては「妻」が57.0%、「2人で一緒に」が29.6%、「夫」が13.4%という結果に。
約6割が「妻」と答えた一方で「2人で一緒に」と答えた夫婦も3割ほどおり、夫婦関係の良さを感じさせる。

お小遣いの金額については、夫のお小遣い金額が平均で3万53円、妻のお小遣い金額が平均で1万9697円だった。
夫のお小遣いの方が約1万円多かったが、これは夫の可処分額が多いわけではなく、出先のランチ代が含まれているからだろう。

お小遣いに対する満足度を聞くと、夫の満足度は「かなり満足」が7.1%、「まあまあ満足」が24.3%、
「普通」が31.4%、「少し不満」が24.3%、「かなり不満」が12.9%だった。
一方、妻の満足度は「かなり満足」が5.6%、「まあまあ満足」が29.6%、「普通」が30.6%、「少し不満」が32.4%、「かなり不満」が1.9%だった。

「かなり不満」を選んだ人の意見には

「夫または妻が浪費家で納得できない」
「専業主婦でお小遣いがほしいと言えない。言っても認められない」

といったものがあり、夫婦間でも小遣いをやりくりする難しさがうかがえる。夫婦できちんと話し合い、我慢や誤解のない家計のやりくりを目指したいものだ。
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