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岐阜県は25日、10年前に県内の小学生から募集し、環境に優しい取り組みなどを10年後の自分に誓ったはがき、およそ600枚を紛失したと発表しました。

岐阜県は10年前の平成23年度、県内の小学5年生を対象に、環境に優しい取り組みを大人になってからも続けてもらおうと、10年後の自分に誓うメッセージやイラストを書いたはがきを募集し、174校8650人から応募がありました。

10年後にあたる今年度、担当者が返送の準備を進めるため、今月7日に保管していた倉庫を確認したところ、このうち6校の588人分のはがきが無いことに気付いたということです。

探したものの見つからず、県は誤ってほかの書類とともに廃棄してしまった可能性があるとしています。

はがきには名前や住所、小学校名などの個人情報が書かれていたということで、岐阜県は、該当する人に文書で謝罪しました。

岐阜県環境管理課の居波慶春課長は「当時のことを思い出してほしいと預かっていたのに、約束を果たせず大変申し訳ありません」と陳謝しました。