0001haru ★
2021/05/26(水) 16:55:14.74ID:fi0fkx179債券のマイナス利回りが日常的になっていた欧州で、この傾向は特に顕著だ。
新規投資で安定した利益を求めている投資家には朗報だが、既存の債券保有者にとっては損失を意味する。
借り手である政府や企業、住宅保有者などにとっては借り入れコスト上昇が迫っているとの示唆でもある。
投資家のリターン追求・リスク選好によって通常よりはるかに安いコストでの借り入れが可能になった機会を利用し、負債を大きく膨らませたジャンク級(投機的格付け)企業と新興国政府には厳しい展開が待ち受ける。
債券利回り上昇が続けば、資金を貸し出せば利息がもらえるという常識が覆った逆さまの世界がついに終わる。
世界のマイナス利回り債券残高は2014年に本格的に積み上がり始め、16年に急増した。リスクゼロ資産の代表であるドイツ10年国債の利回りは19年5月にゼロを下回った。
独10年債利回りは一時のマイナス0.9%から最近はマイナス0.14%まで回復。昨年の大半マイナスだった30年債利回りは0.42%のプラスになっている。
マイナス利回り債券の残高は約12兆ドル(約1304兆円)と、昨年12月の18兆ドル超から縮小した。
2021年5月26日 7:23
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-25/QTNIQEDWRGG501