環境省は25日、東京都江東区の東京港青海ふ頭で、強い毒を持つ特定外来生物のヒアリ約150匹を確認したと発表した。

 すべて働きアリだった。ヒアリが見つかったのは今年初めてという。

 環境省によると、同省の委託を受けた調査業者が20日、青海ふ頭のコンテナ置き場で、地面の接ぎ目にヒアリが出入りしているのを見つけた。殺虫成分のあるエサをまいて駆除を進めている。アリの数が少ないことから、定住している群れではなく、新たに国外から入ってきた可能性があるとみている。

 ヒアリは南米原産で、2017年に国内で初めて見つかり、これまでに16都道府県で確認されている。
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