https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20210528/1100011586.html
川口市がワクチン接種医療機関に独自の協力金

新型コロナウイルスのワクチン接種を迅速に進めようと、埼玉県川口市は協力する医療機関に対し、国の補助金に上乗せする形で独自の協力金を支給することになりました。

川口市では、市内におよそ14万人いる65歳以上の高齢者を対象にワクチンの接種を進め、来月中に完了させたいとしています。
市では、迅速に接種を進めるため、協力する医療機関に対し、市独自の協力金を支払うことになりました。
協力金は、接種1回に対し、国の補助金に上乗せする形で、診療所は、1000円または2000円、病院は2000円となっています。
このほか予約システムの構築や改修、臨時スタッフを増員した場合などは、月1000回以上の接種で最大300万円、月1000回未満の接種で最大100万円、かかった経費の補助を行うとしています。
川口市の奥ノ木信夫市長は、「元の生活に戻すとともに、地域経済のためにも1日でも早く多くの人にワクチンを接種できるようにしたい」と話しています。

05月28日 11時02分
NHK