https://www.fnn.jp/articles/-/188997

岐阜県警の警察官2人が容疑者に対し2020年5月、いつ逮捕するか情報を漏らしていたとして、懲戒処分を受けました。

 県警によりますと、警察署に勤務する30代の警部補と40代の巡査部長は去年5月、覚せい剤取締法違反事件の容疑者に逮捕前、逮捕の日などの捜査情報を漏らした地方公務員法違反の疑いが持たれていて、28日書類送検されました。

 岐阜県警によりますと今年1月、外部からの情報で捜査情報の漏えいが発覚。2人は相手側からそれぞれ10回前後の飲食や、置物や靴など物品の提供を受けていたということです。

 調べに対し2人は容疑を認めています。

 岐阜県警は28日付けで警部補を懲戒免職。巡査部長を停職3か月の懲戒処分とし、巡査部長は依願退職しています。