日本郵便「宛名」がなくとも配達へ NHK受信料徴収などを想定
28日 18時53分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4279283.html

 日本郵便はNHKの受信料の徴収業務などに対応するため、宛名を書かなくとも住所だけで郵便物を送れる新たなサービスを来月から試験的に始めると発表しました。

 日本郵便の新たなサービスは「特別あて所配達郵便」で、6月21日から1年間、試験的に導入されます。年間1000通以上送ることが利用の条件ですが、誰が住んでいるか分からなくても住所さえあれば請求書などを送ることができます。

 去年、武田総務大臣が日本郵便に対して、NHKの受信料の徴収業務に郵便局のサービスが活用できないか検討を指示したのがきっかけだということです。料金は通常料金に200円を上乗せする形になり、NHK以外に市場調査の会社の利用などを見込んでいます。