中国を代表する疫学者である鍾南山氏は、中国の新型コロナウイルスワクチンの接種率は
2021年末までに約80%に達する可能性があるとの考えを示した。中国新聞が29日に報じた。

鍾氏は、「私の知る限り、7月初旬にはワクチン接種率が40%に達し、年末には80%に達する可能性がある」と述べている。

さらに同氏は、「ワクチンの国内需要は高いが、世界保健機関(WHO)もワクチンを強く求めているのだ」と指摘している。

鍾氏は、中国国内の接種率が80%に達して初めて国民が集団免疫を獲得することができると強調している。
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202105298423439/