https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210530/5090014281.html
石垣市 予約のない高齢者ワクチン3000人分 教員らに接種

石垣市は、集団接種の予約をしていない高齢者およそ3000人分のワクチンを教員や保育士などを対象に先行接種を始めました。

石垣市は、およそ1万1000人の高齢者を対象に集団接種を行っていますが、予約をしていない人も多くいて、ワクチンおよそ3000人分のゆとりができたということです。

このため市は、学校の教員や保育士、放課後児童クラブの職員や家庭ごみの収集にあたる人などを市民生活に必要な仕事を担う「エッセンシャルワーカー」と位置づけ、先行接種を始めました。

30日は高齢者接種を行っている会場に保育士と幼稚園の教諭、およそ300人が訪れて接種を受けていました。

接種を受けた30代の保育士の女性は「見えないウイルスなので子どもたちにうつす心配もありましたが、接種して安心して子どもたちと関わることができるとほっとしています」と話していました。

石垣市の中山市長は「県の医師会などの協力もあって先行接種が可能になった。できるだけ早い時間で多くの市民に接種してもらえるようにしていきたい」と述べました。

05月30日 15時20分
NHK