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2021/06/03(木) 21:05:39.58ID:Dk/KaNGC964歳以下のワクチン接種 都内14区で6月末まで開始見通し
高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、東京23区のうち14の区が、64歳以下の人への接種を6月末までに始められる見通しとなっていることがわかりました。
政府は、今年度中に65歳以上になる高齢者に続く接種の優先順位として、64歳以下の高齢者施設などの職員や基礎疾患のある人などをあげていますが、高齢者が終わっていない段階でも前倒しして始めるなど、自治体の状況に応じた柔軟な対応を求めています。
こうした64歳以下の人たちの接種が始まる時期について、3日時点の状況を東京23区に取材したところ、
▼足立区が基礎疾患のある人や高齢者施設の職員などに対して5月26日から接種を始めたほか、
▼千代田区、新宿区、世田谷区、中野区、荒川区の5つの区が6月中旬以降に始められる見通しとなっていることが分かりました。
▼6月下旬以降に始められる見通しなのが、中央区、墨田区、江東区、目黒区、豊島区、北区、練馬区、葛飾区の8つとなっていて、
あわせて14の区が、64歳以下の人たちへの接種をすでに始めたか、6月末までに始められる見通しとなっていることがわかりました。
▼7月上旬以降になる見通しなのが港区、文京区、板橋区の3つ、
▼7月上旬以降で調整中なのが品川区、
▼7月中旬以降になる見通しなのが台東区、杉並区の2つ、
▼7月下旬以降になる見通しなのが渋谷区、
▼7月中で調整中なのが江戸川区、
▼8月以降になる見通しなのが大田区となっています。
この中では、高齢者施設の職員などから接種を始めるところや、基礎疾患のあるなしに関わらず、60歳から64歳までの人から始めるところなど、具体的な接種の対象については区によって対応が分かれています。
【64歳以下の接種 予約開始の時期は】
64歳以下の接種の予約を始める時期について、東京23区のホームページなどによりますと、14の区が、6月末までに始められる見通しとなっていることがわかりました。
すでに基礎疾患のある人や高齢者施設の職員などに対し、5月から予約や接種を始めている足立区をはじめ、3日時点で、
▼6月中旬以降に予約を始められる見通しとなっているのが、新宿区、墨田区世田谷区、荒川区の4つの区です。
▼6月下旬以降に予約を始められる見通しなのが、中央区、文京区、江東区、目黒区、豊島区、北区、板橋区、練馬区、葛飾区の9つの区で、あわせて14の区が、6月末までに64歳以下の対象者の予約を始められる見通しとなっていることがわかりました。
▼7月上旬の見通しなのが台東区と大田区、
▼7月上旬以降の見通しなのが品川区となっています。
このほかの区については、未定や調整中などとなっています。
予約の対象については、高齢者施設の職員などから予約を受け付けるところや、基礎疾患のあるなしに関わらず、60歳から64歳までの人から受け付けるところなど、区によって対応が分かれています。
【接種前倒しへ急ピッチで準備 葛飾区】
東京・葛飾区は、新型コロナウイルスのワクチン接種を64歳以下の対象者にも予定より早く始められるように急ピッチで準備を進めています。
葛飾区では、64歳以下の対象者については、接種券が届き次第、接種できる計画となっていて、接種券は、6月下旬から基礎疾患のある人などを対象に発送したあと、7月からはそれ以外の対象者に発送する予定です。
こうしたなか、区は、少しでも早く多くの人に接種を受けてもらおうと、基礎疾患のある人などへの接種券の発送を6月中旬に前倒し、さらに、それ以外の対象者への発送も6月中に行えるよう準備を進めています。
区は、予定よりも早く多くの人に接種ができるよう、地元の医師会にも協力を呼びかけていて、なるべく多くの医療機関で接種ができるよう、調整を進めているということです。
葛飾区の南部剛 新型感染症対策担当課長は「前倒しするには高齢者の接種を進めなければならず、ワクチンを打ってもらえる医療従事者の確保が大きな課題となっています。区民の方々は1日でも早い接種を望んでいると思うので、期待に応えられるよう事業を進めたい」と話していました。
06月03日 18時13分
NHK