イギリス政府は、新型コロナのいわゆるインド型の変異ウイルスは、
いわゆるイギリス型と比べて感染力が1.4倍だとの見方を示しました。

イギリスのハンコック保健相は6日、インドで見つかった変異ウイルスのうち「B1.617.2」と呼ばれ、
国内で感染が広がっているものについて、イギリスで最初に見つかった変異ウイルスと比べて
1.4倍の感染力を持つとの見方を明らかにしました。

これまでは、公式には最大1.5倍とされていました。

ハンコック保健相は「この変異ウイルスをコントロールするのは比較的難しい」としつつ、
ワクチンの接種を2回受ければ従来の変異ウイルスの場合と同様の効果があるとして、国民に接種を呼びかけました。


「全員が二回接種することによって感染者の増加がそのまま入院者の増加につながらないようにできます」(ハンコック保健相)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4285913.html


インド変異株デルタ、感染力40%強い恐れ 英保健相
https://www.afpbb.com/articles/-/3350339

マット・ハンコック英保健相は6日、インドで確認された新型コロナウイルス変異株「デルタ株」は、英国に感染の第2波をもたらした「アルファ株」に比べ
感染力が40%強いとの推計を発表した。

ハンコック氏は英スカイニューズで、ワクチンを2回接種した人はいずれの変異株に対しても等しく予防効果があるとも強調した。

ハンコック氏は40%という数字について、英政府の予防接種に関する戦略諮問委員会(SAGE)による推計だと明らかにした。