※NHKニュース

ワクチン“原液のまま”接種の可能性と発表 新潟 阿賀町
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210607/k10013072861000.html

2021年6月7日 22時50分
新潟県阿賀町は新型コロナウイルスのワクチンの集団接種会場で、本来は薄めるべきワクチンの原液を誤ってそのまま接種した可能性があると発表しました。

阿賀町によりますと7日午後、集団接種会場でワクチンの原液を薄めるための生理食塩水の容器が余っていることに現場の看護師などが気付いたということです。

ワクチンは原液を生理食塩水で薄めてから接種することが求められていて、77本つくられたワクチンの注射器のうち、1本に誤って原液が入っていたということです。

会場ではすぐに接種が中断されましたが、すでに14人への接種が終わっていて町は1人に原液が接種された可能性があるとしています。

町がワクチンを製造したファイザー社に確認したところ「過剰投与による副反応の報告などはなく、特別な対応の必要はない」と回答があったということで、町によりますとこれまでのところ体調の異常などを訴える人はいないということです。


※関連リンク
「希釈しないワクチンを接種した可能性のある事故」に係る 阿賀町長メッセージ/阿賀町
https://www.town.aga.niigata.jp/important/1234.html