12歳〜15歳の新型コロナウイルスのワクチン接種を始めた京都府伊根町に、接種に反対する電話などが殺到し、町はワクチン接種のコールセンターを停止しています。

 人口約2000人の京都府伊根町は、6月6日から12歳〜15歳の町民にもワクチン接種を始めました。

 しかし6月7日の朝からコールセンターに「子どもへの接種はリスクがある」「接種をやめるべき」といった批判や抗議の電話が相次ぎ、回線がパンクしたため、午前9時の開始から約30分でコールセンターを停止したということです。その後も役場の代表番号などに電話が殺到し、7日午後5時までに電話97件・メール36件・ファックス8件の抗議が続いたということです。

 (京都府伊根町 吉本秀樹町長)
 「(電話で)同じような原稿を読まれるんですね。同じような内容なんです。それを5分〜10分続けられるんですね。そうしたらうちみたいな小さいところでは仕事が止まってしまいます」

 電話の中には「人殺しに加担している」「殺すぞ」などといった悪質なものもあったということで伊根町は警察に相談しています。

MBSニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cb90802fc1f7ffacb54ef295afe764022cae98a