厚生労働省は9日、新型コロナウイルスワクチンの接種後の副反応について検討する専門部会を開いた。

重いアレルギー反応の「アナフィラキシー」の国際的な基準に該当する発症例は100万回当たり13件で、
「接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」と評価した。

今回から米ファイザー製に加え、大規模接種会場での接種が始まった米モデルナ製も評価対象となった。

5月30日までの約1305万回のファイザー製の接種で、169人がアナフィラキシーを発症。大半が軽快した。

モデルナ製は約9万回で、発症例はなかった。
https://mainichi.jp/articles/20210609/k00/00m/040/246000c