今月21日から始まる職場接種は着々と準備が進んでいる。きのう、政府には414件の申請が寄せられた。

東京・渋谷のネット関連会社・GMOインターネットは正社員、派遣社員など社内で働く従業員5000人に加え、家族や恋人、取引先に近隣住民までもがゆくゆくは接種対象になる。

最終的な接種規模は5万人になる見込み。


  一方、職場接種をしたくてもできない企業もある。

高い技術を持つ町工場が並ぶ東京・大田区。

医療器具の開発にも携わる安久工機は長年、医療の現場を支えてきた。

従業員は5人。高い技術力を持つ職人たちで替えはきかないという。職場接種を希望しているが、打つ場所も人も確保できないのが現状。


必要なところへ速やかに。ワクチン接種の課題は尽きない。


2021/06/09
https://jcc.jp/news/17275912/