2021/6/11
 ワクチン大規模接種 対象を全国に拡大 64歳以下も検討
 6月14日から27日までの東京、大阪会場の予約枠は、10日午後5時時点で、およそ15万9,000人分の空きがある状態で、政府は10日、大規模接種の
 対象者について、居住地の条件を外し、全国に住む65歳以上の高齢者に拡大すると発表。
 防衛省のウェブサイトとLINEでは、すでに全国からの予約が可能になっていて、12日の午前7時からは、電話でも受け付けができるようになるが、
 防衛副大臣中山 泰秀は、自治体が発行する接種券の送付が進めば、ワクチン接種の対象年齢を64歳以下へ拡大させることも検討するとしているが、
「今後、基礎疾患がある方、高齢者施設等で勤務をされている方を含めて、64歳以下にも接種券の送付がされると思うが、こうした状況をふまえつつ、
 さらなる対応を進めていきたい」
※防衛省が「GoToトラベル」事務局の日本旅行に発注し、架空の接種番号、市町村コードでの予約、自治体での接種予約との2重予約が可能など
 様々な問題が朝日新聞・毎日新聞などから報道された結果、本来の対象の東京都、大阪府の対象者からの予約が無くなり、防衛省は緊急事態宣言
 の解除がされていない東京都、大阪府の大規模接種会場へワクチン接種希望者を招き入れる模様。最早、菅内閣の考案する新型コロナウィルス
 対策の一切が信用できない為、来る第49回衆院解散総選挙では、政府与党自由民主党・公明党並びにそれらに媚を売る日本維新の会の公認・推薦
 する候補者には、一切の投票をしない事を強く勧める。

関連する報道:
2021/5/19
 枝野氏「防衛省は意味不明」 朝日と毎日に抗議を批判
 立憲民主党の枝野幸男代表は18日の党会合で、自衛隊運営の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを巡るシステム不備で、朝日新
 聞出版と毎日新聞に抗議した防衛省を批判。
「システムの欠陥を指摘したメディアに『早い段階で気付かせてくれてありがとう』と言うのが本来の姿だ。意味不明な対応をしている」
 2社は取材目的で架空情報を使って接種予約。システム不備が判明したが、防衛省は2社に抗議文を郵送したが、福山哲郎幹事長も記者会見で
「適当な数字を入力しても予約できる考えられないシステムでスタートした」と指摘。
※「日経クロステック」も架空番号で予約を取れるか検証する報道しているが、防衛省並びに政府与党自由民主党は朝日新聞と毎日新聞のみ、
 名指しで批判しているが、その背景にあるのは両紙は政府与党自由民主党に批判的な記事を掲載している事にあり、「日経クロステック」は、
 日本経済新聞社発行の新聞紙だが、株高を背景に自由民主党を擁護する記事の掲載が多い新聞社の為、批判の対象には成らなかった模様。

2021/5/18
 大規模接種ウェブ予約 架空の数字で登録可 券番号も、年齢も
 東京23区と大阪市の住民を対象に17日始まった新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け大規模集団接種のウェブ予約で、実際の接種券に記載
 されていない架空の数字を入力しても予約ができることを、複数の数字で確認したが、予約の対象は65歳以上で、65歳未満となる生年月日を入
 力しても予約でき、架空の数字を使って予約枠を「占拠」することもできるとの事。
 17〜23日の予約は東京23区と大阪市に住む65歳以上の人に限定されており、地方自治体から送付された接種券の6桁の市区町村コード・10桁の接
 種券番号・生年月日を打ち込んで、希望日と会場を予約する仕組みだが、予約システムが正常に機能するかどうかを検証するため、記者が防衛
 省のウェブサイトから、架空の市区町村コードに加え、架空の接種券番号の10桁の数字を入力すると、手順が進んで接種会場と時間帯の指定が
 でき、予約が完了し、65歳未満となる生年月日を入力して予約できることも確認。
 この方法で予約をしても、実際の接種券の番号と一致しないためにワクチン接種はできないとみられるが、この方法で何枠も予約が取れるとみら
 れ、実際に接種を希望する人が、望んだ日時に受けられない可能性もあるとの事。
 防衛省によると、今回の予約システムは、予約画面で、市区町村から配られた接種券にある「市区町村コード」と「接種券番号」以外の数字を打
 ち込んでも、そのまま予約を進めることが可能な仕様になっており、市区町村の予約システムと連結しておらず、接種券番号の情報を収集してい
 ないためで、同省はシステム改修の可否を検討との事。