緊急事態宣言が続く東京都の新規感染者も減少傾向にある。10日は439人。1週間平均は約392人で、28日連続で前日比で減った。
感染状況の指標では、最も深刻なステージ4が約500人以上、ステージ3が約300人以上。現在は「3」のほぼ真ん中に位置する。

このところの1週間で2割減のペースで単純計算すると、宣言期限の20日は280人。
専門家が解除の目安とするステージ2の水準だが、多くは悲観的で、間もなく新規感染者は下げ止まると指摘する。

重点措置を解除する3県と違って、繁華街の人出が増加している。

都のモニタリング会議によると、4週連続で増加し、宣言が出た2週目(5月2〜8日)と比べ、
最近は夜間で32%、昼間で26%多い。

感染者減少に寄与した酒類を提供する飲食店の休業要請は、破られつつある。
協力金の支給が遅れ、6月に入って営業を再開する店が目立つ。

会食が増えれば、新規感染者が増加に転じる可能性がある。
東京の感染症対策に関わる専門家の一人は「20日に宣言解除は無理だ」とみる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/109919#:~:text=%E9%A3%B2%E9%A3%9F

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