※北海道新聞

すぐ食べるなら手前から取って 函館市とコープさっぽろ、食品ロス減へ啓発
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/554550

06/12 05:00

まだ食べられる食品を捨ててしまう「食品ロス」を減らそうと、函館市とコープさっぽろ函館地区本部が、賞味期限の近い手前の商品から購入するよう促す「てまえどり運動」を始めた。市職員が作った啓発ポスターとポップを市内8店舗の食品棚などに掲示。事業所の廃棄商品を減らすほか、市民にも「食品ロス」への関心を高めてもらいたい考え。

「すぐに食べるなら手前から取ってね!」。函館市西旭岡町のコープさっぽろ旭岡店。生鮮食品売り場の棚には、黄や緑のインクでカラフルに仕上げたポップが並んだ。買い物に訪れた北村清子さん(74)は「『てまえどり運動』という名前は初めて知った。これから、手前からとることを意識してみようと思います」と話した。

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