日本側に返還された沖縄本島北部の米軍訓練場跡地に多量の廃棄物が残されていることを指摘してきたチョウ類研究者の宮城秋乃さん(42)の自宅を、沖縄県警が6月4日に威力業務妨害容疑で家宅捜索した。容疑は発見した米軍の廃棄物を訓練場のゲート前に置いたこととみられるが、宮城さんは「廃棄物の存在を県警に通報しているのに回収もせず、抗議した私を家宅捜索するのは過剰な捜査ではないか」と批判。市民団体からも抗議の声が上がっている。

■威力業務妨害罪にあたる疑いで

 宮城さんによると、県警警備部の捜査員らが6月4日に沖縄県東村の自宅を約1時間半、家宅捜索し、パソコンやビデオカメラ、携帯電話などを押収した。4月7日に同村高江にある米軍北部訓練場ゲート前の道路上に米軍の廃棄物を置いたことが、米軍車両の通行などを妨害した威力業務妨害罪にあたる疑いがあると説明されたという。

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https://mainichi.jp/articles/20210612/k00/00m/030/145000c
2021年6月12日 19時09分