この手の政治思想研究の最大の問題は、
必ずリベラルに偏るという点。
研究者の多くはリベラル思想に染まっており、
さらにその指導者だった人物も同様の思想を持っている場合が多い。

理由としては、
・宗教的マイノリティ(ユダヤ人など)
・人種的マイノリティ(東洋系)
・思想的マイノリティ(左翼、外国人、過激なリベラル思想)
・性別的マイノリティ(女性、LGBT系)

が社会適応上、学問分野に進出するという米国特有の事情がある。
早い話が、政治・経済におけるマジョリティは白人・男性・保守で湿られており、
具体的には、トランプやアイアコッカーみたいなタイプがほとんどなのである。
それは政治の世界でも同様だ。
ヒラリーのような女性候補は、女性から嫌われるというケースもあるし、
オバマのように「黒人」というだけで大統領になってしまった人もいるくらいで、
議員の多くは、先祖代々共和党、民主党やってますというタイプだ。

そのため、学問分野はどうしても外国人やマイノリティが集まる。