上川町のキャンプ場で落雷 建設作業に来ていた男性が意識不明

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20210615/7000035437.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

15日昼すぎ、上川町のキャンプ場で落雷があり、建設工事にあたっていた
60代とみられる男性が意識不明の重体になっています。

15日午後1時半ごろ、上川町清川の「層雲峡オートキャンプ場」で、
「ドーンという大きな落雷があり、男性が倒れている」と近くにいた同僚から消防に通報がありました。
警察や上川町によりますと、男性は上川町にある建設会社の60代の作業員とみられ、
ドクターヘリで旭川市の病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。

キャンプ場を管理する上川町によりますと、男性は15日朝から同僚など数人とともに、
炊事場が入る建物の建設工事にあたっていたということです。
そして、雨が強まってきたことから、キャンプ場内のしらかばの木の下で雨宿りをしていたさい、
落雷に遭ったとみられるということです。

気象台によりますと、上川町では当時、大気の状態が不安定で局地的な大雨となり、
雷が発生しやすい状況だったということです。

落雷があった当時、キャンプ場の管理棟にいたという70代の男性はNHKの電話取材に対し、
「短時間のうちに雨が強くなり、雷もすごかった。大きな落雷のあと、
キャンプ場で作業していた人がAEDを借りに来たので事故があったと知った」と述べました。
また、「落雷のあと、キャンプ場にあるしらかばの木がはがれていたが、
炎や焦げたあとは確認出来なかった。しかし、落雷が間近で起きてとても驚いています」と話していました。

06/15 17:45