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国土交通省中部運輸局は16日、名古屋市南区で5月、同市バス運転士がパーキングブレーキをかけ忘れたままトイレに行き、
バスを乗用車に衝突させる事故があったとして、市の指導監督責任を問い、道路運送法などに基づく文書警告を行ったと発表した。

市交通局によると、5月25日、同市南区のJR笠寺駅前の回転場で、鳴尾営業所の男性運転士(56)が、
パーキングブレーキをかけずに乗客8人を乗せたバスを離れ、バスは約10メートル後退。
コインパーキングに駐車中の乗用車に衝突した。乗客にけがはなかった。

男性運転士は「トイレに行くのを我慢していて、慌てていた」と話しているという。
規定では、乗客に断りを入れた上でトイレに行くことには問題はなく、市交通局は
「車両から離れる際のルールを確実に実施し、安全な駐車措置を徹底する」としている。