【ベルリンAFP時事】ドイツのクランプカレンバウアー国防相は16日、リトアニア駐留独軍部隊に人種差別や反ユダヤの行為があったとして、問題の小隊30人を「直ちに」帰国させると発表した。独誌シュピーゲル(電子版)は14日、ホテルで4月に開かれたパーティーで、小隊の兵士らが差別や反ユダヤの歌を合唱したと報じていた。
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 国防相は「リトアニアでの数名の不品行が、毎日国を守るため尽くしているドイツ軍全員の顔面に平手打ちを食らわせたのだ」と怒りをあらわにした。小隊の1人が性的行為を迫るため就寝中の同僚に暴行を加えた疑いも浮上している。

時事通信 2021年06月17日14時11分
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