新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した事業者を支援する国の「持続化給付金」をだまし取ったとして、警視庁少年事件課は17日、東京都新宿区大久保3、職業不詳、石谷貴裕容疑者(26)と、同区に住む17歳の男子高校生3人を含む計5人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。石谷容疑者らは、遊び仲間の高校生3人に学校内で申請役の別の高校生を勧誘させるなどして計1600万円を詐取したとみて調べる。

 逮捕容疑は2020年7月下旬ごろ、男子高校生3人の名義で、建築業を営んでいると偽り、コロナの影響で収入が減少したとする虚偽の申請書を中小企業庁に提出し、計300万円をだまし取ったとしている。石谷容疑者ら2人は黙秘。勧誘役の高校生3人は紹介料を受け取っており、「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めているという。

 同課によると、他に高校生8人を含む17〜18歳の男女13人が虚偽申請に関わったとして、これまでに詐欺容疑で逮捕、書類送検された
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