須坂市の住宅の庭でクマに襲われ90歳女性大けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210618/1010018576.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

18日朝、須坂市の住宅の庭で90歳の女性がクマに襲われ、腕の骨を折るなどの大けがをしました。
クマはまだ見つかってないということで、警察や市ではパトロールをするなどして注意を呼びかけています。

警察と消防などによりますと、18日午前6時ごろ、須坂市五閑の住宅で、
この家に住む青木千代子さん(90)が花を摘もうと庭に出たところ、
背後からクマに襲われました。
青木さんは右腕の骨を折るなどの大けがをしましたが、命に別状はないということです。

警察によりますと、庭に残された足跡などから、クマは
体長およそ1メートル40センチほどの成獣とみられるということです。
現場は長野電鉄の村山駅から400メートルほど東の住宅や畑が点在する場所で、
警察によりますと、クマはまだ見つかっていないということです。
警察や市ではパトロールをするとともに、もし、クマを見かけても
刺激しないようにしてほしいと注意を呼びかけています。

熊に襲われた青木千代子さんは午前11時前に治療を終えて自宅に帰りましたが、
「痛い痛い」と繰り返し、つらそうな表情を浮かべていました。
その後、取材に応じた家族の女性は、千代子さんをいたわりながら、
「亡くなった隣の家のおばあちゃんに花を手向けようと畑の花を摘みにいこうとしたところ、
『黒いものがきたな』と思っていたらバンとたたかれたようです。
このあたりではクマは見たことがありません」と話していました。

06/18 11:43