沖縄土人はウミヘビでも犬でも猫でも豚の耳でも食べる

マヤーのウシルは沖縄県の薬膳・郷土料理。マヤーとは猫を意味する方言で、文字通り「猫のお汁」である。

皮を剥いだ猫の肉を一口大に切って鍋に入れ、泡盛をもみこんで火にかけ、出汁を加えて中火で煮る。よく灰汁をとり、肉に火が通ったらイーチョバ(ウイキョウ)かフーチバ(ニシヨモギ)の葉を刻んで加え、やわらかくなったら塩または味噌で味をととのえ、仕上げに紅花油を少々入れて火を止める。味は鶏肉のようだという。肋膜炎、気管支炎、肺病、痔に効果があるとされる[1]。

日本本土とは異なり、沖縄では比較的近年まで犬猫を食用としていた。