岐阜県恵那市は16日、市内の高齢者施設で従事する80代女性が、新型コロナウイルスワクチンを誤って3回接種を受ける事案があったと発表した。

同市によると女性は、5月11日に高齢者施設従事者として1回目の優先接種をし、6月5日に高齢者集団接種会場で接種。6月8日には高齢者施設従事者として2回目の優先接種を受けた。

15日に同市が高齢者施設従事者対象の予診票をシステムに入力中、女性が施設従事者接種と高齢者集団接種を受けた履歴が発覚した。現時点で、女性の健康状況に影響は確認されていない。

女性が接種券を廃棄せず、家族が高齢者集団接種を申し込んだのが原因という。


2021年06月16日 20:00
https://www.gifu-np.co.jp/news/20210616/20210616-79183.html