マンション自室の鍵で女性が住む隣室の鍵を開けて侵入しようとしたとして、京都府警東山署は20日、住居侵入未遂の疑いで京都市東山区の無職近藤正顕容疑者(60)を現行犯逮捕した。

署によると、現場は3階建てのワンルームマンション。近藤容疑者は自室玄関ドアの鍵で女性宅の鍵が開くのを事前に把握していたと供述しており、署員が実際に開くことを確認した。署は今後、管理会社に事情を聴き、防犯指導する。他の部屋も同様に開くかは確認できていない。

女性宅にはチェーンがかかっていたため、室内に入れなかった。「入ってのぞこうと思った」と容疑を認めている。異変に気付いた女性が110番し、駆けつけた署員が逮捕した。

逮捕容疑は20日午前10時35分ごろ、女性会社員(22)宅の鍵を開け、室内に侵入しようとした疑い。(共同)

日刊スポーツ
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