https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/general/news/202106220000256.html
丸川五輪相「ステークホルダーの存在がある」酒類販売やむなしとの見方示す
[2021年6月22日12時34分]

丸川珠代五輪相(50)が22日、閣議後の会見で、東京五輪(オリンピック)・パラリンピックの会場内での酒類販売について
「大会の性質上、ステークホルダー(=スポンサー企業)の存在がある。組織委としては、それを念頭において検討されると思う」とし、
大会運営を支えるスポンサーがいる以上、販売はやむなしとの見方を示した。

一方で「大声を出さない、拍手だけで応援する、という観戦スタイルが、しっかり貫かれるような形でお願いしたい」と、
一定のルールを設けるようクギを刺した。

丸川氏は「飲酒や酒類提供の在り方を、大会組織委員会が検討していると聞いている」と話したが、
関係者によると、組織委は会場内で観客への酒類販売を認める方向で調整している。
丸川氏は「地域の知事との連携をよく配慮し、相談した上で決めていくことが必要だと思う」とし、慎重に進めるよう求めた。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062200634
五輪の酒提供「禁止を」 自民幹事長
2021年06月22日13時05分

自民党の二階俊博幹事長は22日の記者会見で、東京五輪会場での観客への酒類販売について
「アルコール禁止くらいはしっかりしておくことが大事だ」と述べ、否定的な考えを示した。
東京都内で「まん延防止等重点措置」の一環として酒類提供に制限を設けていることを理由に挙げた。

一方、加藤勝信官房長官は会見で、「大会組織委員会において一般的なルールを踏まえて適切に判断していく」と述べた。