沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦などの犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えた。沖縄出身の人気バンド「MONGOL800(モンパチ)」のボーカル、キヨサクさんは、新型コロナウイルスの感染拡大による入館者の減少で運営の危機にある「ひめゆり平和祈念資料館」(沖縄県糸満市)の支援ライブを企画。23日正午からネットで有料配信される。「無条件に『残さないといけない』って、沖縄で暮らしていると思います」。18日に資料館前でライブを収録した後、キヨサクさんが76年前の沖縄戦への思いなどを語った。【遠藤孝康/那覇支局】

■23日正午から運営支援ライブ

 ――ひめゆり平和祈念資料館の支援ライブを計画した経緯は?

 コロナ禍で(資料館の2020年度の入館者数が前年度比で)86%減、9割減に近い。もしかすると時間もないんじゃないかというぐらいに「支援を急がないと」と、かき立てられたというのが正直なところ。モンパチの歌で「himeyuri〜ひめゆりの詩〜」という曲を作っている手前、自分にできることがあるんじゃないかなと思った。それで(資料館と)打ち合わせをさせてもらいながら、どういう形が一番、支援としていいものなのかと。ひめゆり平和祈念資料館が最も大事にしているというか、世代をどうやってつないでいくか、打ち合わせでそういう深いところまでお話しできた。

…続きはソースで(動画あり)。
https://mainichi.jp/articles/20210623/k00/00m/040/006000c
2021年6月23日 6時05分