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2021/6/25
 隔離免除の特例入国 感染者さらに4人判明、計6人に 東京五輪
 東京オリンピック・パラリンピックに参加するため日本に入国した外国の選手や関係者のうち、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、
 ウガンダ選手団の2人のほかに4人いることが判明。
 内閣官房によると、入国後に感染が確認された選手や関係者は、2月にフランス1人、4月にエジプト1人、5月にスリランカ1人、6月にガーナ1人、
 ウガンダ2人で、多くは来日直後の空港検疫で確認されたが、スリランカ1人は入国5日目、ウガンダ2人のうち1人も入国5日目に判明したとの事。
 政府は現在、全ての国・地域からの外国人の新規入国を原則拒否しており、人道上の理由など「特段の事情」で入国を許可する場合は指定施設
 などでの14日間隔離を求めているが、五輪・パラリンピックの選手や関係者に対しては隔離を免除する特例があり、1月1日〜6月13日に入国した
 選手や関係者は2925人で、うち7割超の2213人が隔離免除を希望し、入国直後から事前合宿や予選大会、開催準備に参加したが、五輪・パラリン
 ピック終了までに入国者は7万人前後に達する見通しとの事。
 官房長官加藤勝信は24日の記者会見で、入国する選手や関係者からの感染拡大防止について
「ホストタウンや組織委員会が受け入れ責任者だ」「飛行機を使って国内で移動する場合にどう対応するかを含め、(対応が)検討されている」
 との事。
※菅内閣はオリンピック関係者の入国者の検疫を自治体やオリンピック組織委員会に丸投げしている模様。菅内閣は日本国の統治者としての責任を
 放棄したとしか思えず、来る第49回衆院選挙では政府与党自由民主党・公明党並びにそれらに媚を売る日本維新の会の公認・推薦する候補者には、
 一切の投票をしない事を強く勧める。

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2021/6/23
 ウガンダ代表選手団8人全員濃厚接触 成田空港検疫で判断されず移動先の大阪・泉佐野保健所が判定
 大阪府泉佐野市は22日、同市で東京五輪の事前合宿を始めたウガンダ代表選手団8人全員と、現地から随行した市職員1人が、成田空港検疫で新型
 コロナウイルス陽性となり隔離された選手1人の濃厚接触者に当たると発表したが、泉佐野保健所が判定したとの事。
 選手団は19日に来日し、空港検疫で陽性だった1人を除く8人は、貸し切りバスで泉佐野市まで移動したが、市によると、バス運転手が法律上定め
 られた休憩のためにサービスエリアなどに停車した際にも選手団はバスから降りず、トイレも車内設置のものを使用したため、外部との接触は一
 切なく、全員がアストラゼネカ製ワクチンを2回接種済みで、20、21日両日のPCR検査でも、全員が陰性だったが、保健所は選手団に、来日から2週
 間となる7月3日まで、宿舎に待機し練習を控えるよう求めたとの事。
 選手団が濃厚接触者かどうか判断されずに移動したことについて、五輪相丸川珠代は閣議後の会見で「徹底して管理された状況の中で待機場所に
 行っている」と強調。「(該当するかどうかは)厚生労働省で調査し、地元の保健所で最終的に判断をするという仕組みになっている」と説明し、
 問題はなかったとの認識を示し、厚労相田村憲久も「検疫が情報を聞き取り、積極的疫学調査は保健所に対応してもらう。検疫と保健所を合わせた
 体制整備が必要だ」と述べたが、泉佐野市の千代松大耕市長は会見で「五輪前の重要な時期に練習を開始できず、かわいそう」と選手を思い、肩を
 落とし、「(選手団がホストタウンに到着するよりも)早い段階で、濃厚接触者かどうかを判断することが必要では」と述べたが、市によると、
 待機先の宿舎は当初から選手団の部屋があるフロアを貸し切りとしているほか、食事を取る場所や建物内の動線を外部と分けているため、特に大き
 な混乱はないとの事。
 待機後も選手団は7月19日までの滞在中、ほぼ隔離され、PCR検査は毎日受けるが、泉佐野市は、歓迎会や練習見学会など、選手団と住民が直接交流
 する行事を中止するとの事。
※政府の水際対策の不手際が露呈したにも拘らず、五輪相丸川珠代は「(該当するかどうかは)厚生労働省で調査し、地元の保健所で最終的に判断」
 と述べ、泉佐野市に責任を丸投げし、厚労相田村憲久も「積極的疫学調査は保健所に対応」と述べ、泉佐野市の保健所に責任を転嫁している。