ウクライナ機撃墜でカナダ「防空システムの操作員が誤認の可能性」…イラン側の故意否定
読売2021/06/25 18:20
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210625-OYT1T50266/

 【ニューヨーク=寺口亮一】カナダ政府は24日、乗員乗客176人が犠牲となった昨年1月のイランによるウクライナ旅客機撃墜について「防空システムの操作員が旅客機を攻撃目標と誤認した可能性が高い」として、イラン側の故意を否定する報告書を公表した。

 イランも旅客機を巡航ミサイルと勘違いしたと説明している。報告書は撃墜に至った要因として、イラン側の指揮系統の問題などを列挙した上で、「事前に撃墜を計画した証拠はないが、責任を免除するものではない」と指摘し、イランを「人命軽視」と批判した。

 報告書によると、犠牲者にはカナダ国籍を持つ55人と永住権を持つ外国籍の30人が含まれていた。カナダ政府は昨年10月から当時の状況や原因を調べていた。

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