太平洋戦争時の旧日本軍機が沈む種子島沖(鹿児島県西之表市)で遺骨収集にあたっていた調査団は26日、作業を終了したと発表した。海に沈んだ旧日本軍機の引き揚げを伴う収集作業は初めてだったが、遺骨は見つからなかった。

 機体は旧海軍の「九七式艦上攻撃機」(九七艦攻)とみられ、島の北端から約300メートル沖合に沈んでいた。

 国の委託を受けた日本戦没者遺骨収集推進協会の調査団は、15日に海中の確認作業を開始。23〜24日に海底から機体を引き揚げ、周辺の砂を含めて調べた。遺骨は確認できなかったが、機体の中や周辺から鉛筆とペンチのようなものが発見された。記名などがなく、所持者の特定につながる情報はなかった。

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https://www.asahi.com/articles/ASP6V6T2PP6RTLTB00R.html
2021年6月26日 21時14分

【参考記事】『引き揚げ機体、宇佐航空隊の九七艦攻か 大分で展示へ』(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASP6T5WYPP6TTIPE00Z.html