タイトルは原価、とか書いてるが、文自体はバランスの良い文に見えるな。


ここで大切なのは「安くなってる大金=プロの人件費」だということです。そして、この金額の分だけ、素人が工作をした稚拙さが出てくるということ。住み始めた後、それを納得できるかどうかなのですが、ここで自分だけでなく家族全員のコンセンサスをとってないと、あとあと文句を言われ続けることになりますのでご注意を。


そうなんです。忘れてはいけないのが「時間」の概念。我が家の建築期間は6年=2190日。それだけの期間に、私と妻だけでなく、友人や親戚、ご近所さんなど多くの人の手が関わっているのです。それらを「人件費」と考えると、一体いくらになることか。

 単純に安くだけを考えるなら、その期間を自分の専門分野でプロとして働いた方が良かったのではと思うこともあります。しかし多くの人とともに行った建築の思い出はプライスレス。あまり何でもお金に換算するのは良くないことですね。