[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は3.0%となり、前月から0.2ポイント上昇した。新型コロナウイルス感染症の影響による離職が影響したとみられる。厚生労働省が発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.09倍で、前月と同水準だった。

完全失業率を含めた労働力調査の期間中、コロナの感染を抑制するため、緊急事態宣言措置がとられていた。4月の対象地域は4都府県だったが、5月は10都道府県に拡大していた。

完全失業率は、ロイターの事前予測調査で2.9%と予想されていた。

Reuters 2021年 6月 29日 9:59 AM JST
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